土木工事を行う際は、必ず安全靴を履いて作業をすることが規則で決まっています。
しかし、安全靴の臭いが気になる方は多いと思います。
ここでは、安全靴の臭いの原因と対策について説明していきます。
▼足の臭いの原因
人の皮膚には多くの常在菌が存在しており、菌が繁殖することで臭いが発生します。
菌が繁殖してしまう3条件として「汗や垢・温度・湿度」があります。
■汗や垢による菌の繁殖
汗自体はほぼ無臭ですが、汗や垢を菌がエサにして、汗を分解することで臭いが発生します。
■温度による菌の繁殖
菌は35~42度前後のやや高い温度で増殖しやすいため、安全靴内の温度が高くなることで、菌が繁殖し臭いの原因となります。
■湿度による菌の繁殖
靴の中の湿度が上昇することで菌が繁殖し、臭いの原因となります。
▼安全靴が臭くならないための対策
安全靴の臭いは、次のような対策をすれば軽減させることができます。
■足のケア
・角質のケアを行う
・足用の消臭剤を使う
・抗菌、消臭の靴下を使う
■安全靴のケア
・靴用の消臭スプレーを使う
・抗菌、消臭の中敷きを使う
・乾燥剤を入れたり、天日干しを行ったりする
・安全靴を洗う
■安全靴選びのコツ
・通気性の良い物を選ぶ
・抗菌、消臭機能付きの靴を選ぶ
・安全靴を複数揃える
▼まとめ
安全靴を定期的に手入れすることによって、臭いの対策だけでなく、安全に作業することが可能です。
安全靴の臭いでお困りの際は、ぜひ実践してみてくださいね。