舗装工事では、1つ1つの手順を順守して作業が行われています。
では、具体的にどのような手順なのでしょうか。
この記事で見ていきましょう。
▼舗装工事の手順
舗装工事は、以下の手順で作業が行われていきます。
■測量
最初に行われるのが、測量です。
測量は、舗装に必要な目印をつけたり、舗装面の位置を出したりすることが主な作業になります。
測量業者を呼ぶことが多いですが、現場監督や親方が測量を行うこともあります。
■路床工事
測量が終わったら、路床工事と呼ばれる工程に入ります。
舗装の一番下の土台部分を作り工事で、家で言う基礎の部分になります。
舗装を支える部分のため、路床は1メートル以上の厚さになることが一般的です。
■路盤工事
路床工事が終わったら、路盤工事を行います。
舗装の中間部分になり、道路を走る車の衝撃や重さを吸収するクッションのような役割を果たしています。
砕石などを敷いた後に、重機で締固めを行って、路盤を作り上げていきます。
■基層工事
次に行われるのが、基層工事と呼ばれる工程です。
150度以上に熱せられたアスファルト混合物を、重機を使って敷き均しを行っていきます。
路盤工事同様、舗装の断面を支える上で重要な工程になります。
■表層工事
最終工程が、表層工事です。
道路舗装の一番上の部分になり、車が走る面になります。
表層部分では、耐久性に強いアスファルトなどが使用されます。
また、滑り止め用の材料も使用されます。
▼まとめ
今回は、舗装工事の手順についてお話いたしました。
舗装工事は、これらの工程を行うことで、皆さんが目にする道路が完成するのです。
様々な業者や建設機械が使用されるため、場合によっては大規模な工事にもなります。
また当社では、舗装工事を行う社員を募集しております。
経験がなくてもやる気さえあれば働くことができますので、興味のある方は一度ご相談くださいね。