ガス管にはいくつかの種類があり、用途によって使い分けられます。
今回は、そんなガス管の種類について見てみましょう。
▼ガス管の種類と用途による使い分け
ガス管はガス工事の内容を考慮して、適した種類が選ばれます。
■土の中に入れるガス管
ガスは、ガス会社が道路の中に本管と呼ばれるガス管を通し、各家庭や施設で使うことになった場合に工事を行う仕組みです。
各施設の敷地内と建物内部でガスを使うために、本管から新たなガス管を設置する工事のことを「ガス管の引き込み工事」と呼びます。
土の中に設置するガス管の種類は、腐食に強い素材で作ったガス管がメインです。
ポリエチレン素材で作った「PE管」と呼ばれるポリエチレン管をはじめ、鋼管にポリエチレンでできた被膜をかぶせた「PLP鋼管」がよく使われます。
■接続部に適したガス管
道路の中にある本管から、敷地や建物の中にガス管を引き込むにあたって、真っすぐにガス管を通せないこともあるでしょう。
そのような場合には、ガス管を接続させ、L字型にしてガス機器の場所まで引き込まなければなりません。
こうした接続部が生じるガス管に適した種類が、「ELP鋼管」です。
素材は塩化ビニルを使用しており、加工しやすいため、接続部をつなぐのに適しています。
100年はもつとされる高い耐久性を誇る塩化ビニルは腐食に強く、土の中でも安全に使用できるのが特徴です。
ジョイントした部分はどうしても弱くなりがちですが、強度に優れたELP鋼管なら安心して使えることから、露出部に多く使われる種類のガス管でもあります。
▼まとめ
昭和の時代に使われていたガス管は腐食が進み、いたるところで交換工事が進んでいるのが現状です。
弊社は三芳町でガス管の埋設や取り換えの工事を行っており、富士見市や志木市をはじめとする近隣エリアから正社員募集をしております。
未経験者歓迎ですので、土木工事の求人をお探しの方はぜひご検討ください。