土木工事の現場では「転圧」という言葉をよく使います。
今回は転圧とはどのような作業なのかについて解説していきますので、土木関係の仕事を目指す方はぜひ参考にしてくださいね。
▼転圧とは
転圧とは、簡単に言うと「地面を締め固める」作業です。
土木作業では、土砂やアスファルトなどの地面をならす作業が多く行われます。
この時、ローラーやランマーといった重機を使って地面の空気を抜き、土や砂などの粒子をしっかり密着させ、強固な地面を作り上げるという手法が取られます。
これが「転圧」です。
■水分量も重要
転圧作業は、単に地面をギュッと固めれば良いというわけではありません。
地面には水分も多く含まれていますが、水分量が多い状態で転圧を行っても、内部の水分によって後から地面が崩壊してしまう可能性があります。
かと言って、全ての水分を排除すると地面はうまく固まってくれません。
転圧作業の際は、全体の水分量の計算やコントロールまでを含めて、熟練の技が必要というわけですね。
■現場経験を積みながらマスターしよう
転圧をうまくできるか不安だという方も、まずは現場に入って先輩の作業を手伝ってみてください。
すぐにマスターできるわけではありませんが、少しずつ先輩の技を真似しながら鍛錬を積んでいけば、将来的には一人前の職人になることができるでしょう。
トーズ工業株式会社でも、未経験の方や性別問わず、土木作業員の正社員を募集しています。
福利厚生も充実していますので、ぜひご応募ください。
▼まとめ
土木工事は人々のインフラに関わる重要な仕事のため、大きなやりがいがあります。
意欲的な方は積極的に挑戦していただき、社会の土台を担う人材として活躍してくださいね。