退職金制度は昔から多くの会社で導入されてきた制度ですが、近年は「退職金共済」を導入している会社も増えています。
今回は退職金制度と退職金共済の違いについて解説していきますので、今後のためにぜひ参考にしてください。
▼退職金制度と退職金共済の違い
退職金制度とは、長く働いてきた社員が退職する時に、一時金や年金の形でお金を給付する制度です。
退職金として支払うお金は基本的にその会社の中で積み立てることになっているのですが、中小企業のように原資に余裕がない会社の場合、退職金を用意するのが難しいケースも多いです。
そのような問題を解決するために作られたのが、「退職金共済」です。
退職金共済も従来の退職金と同じく「退職時(もしくは後)にお金を受け取れる制度」です。
では何が違うかというと、積立法が異なります。
退職金共済の場合、社内ではなく外部機関に積立金を託して退職金とします。
掛け金を従業員ごとに変えられるという点で使い勝手が良く、掛け金は非課税になるという利点もあります。
■どちらを採用しているかは企業によって異なる
一般的な退職金制度と、外部機関による退職金共済のどちらを採用しているかは、企業によって違います。
場合によっては両方とも導入している企業もありますし、退職金制度自体がない会社もあるでしょう。
退職金制度の代わりに通常の給与が充実しているなど別の面でカバーしているケースもあります。
いずれにしても退職金制度の有無や制度の内容は、就職活動中にしっかり確認しておくことをおすすめします。
トーズ工業株式会社でも退職金制度をご用意した上で正社員の募集を行っていますので、制度の詳細についてはお問い合わせください。
▼まとめ
退職金制度があったほうが、その会社で長く頑張ろうというモチベーションになりますよね。
ぜひご自身にとって最も良い制度がある会社をお選びいただき、生き生きと働いていきましょう。